水をつかさどる神・九頭龍が宿るとあがめられていた戸隠山、二千年余りにおよぶ歴史を刻む戸隠神社、豊かで雄大な自然をその湖面に映す鏡池、多くの謎とロマンを残す戸隠忍者伝説・・・。
日本神話に描かれた天の岩戸伝説ゆかりの地「信州・戸隠」は、急峻な戸隠連峰と裾野を潤す豊かな水に恵まれた山間の集落です。雄大で美しい自然と江戸時代から続く宿坊群などの歴史的な街並みが今も訪れる者を魅了します。
火山灰地で水はけがよく、昼夜の気温差が大きいために朝霧が発生しやすいことから、美味いそばが実るとされ、古くからソバの産地としても知られています。戸隠そばは、日本三大そばの一つとされ、古来から伝わる「一本棒、丸延ばし」と呼ばれるそば打ち方法や「ぼっち盛り」と呼ばれる独特の盛り付けが特徴です。