水をつかさどる神・九頭龍が宿るとあがめられていた戸隠山、二千年余りにおよぶ歴史を刻む戸隠神社、豊かで雄大な自然をその湖面に映す鏡池、多くの謎とロマンを残す戸隠忍者伝説・・・。
日本神話に描かれた天の岩戸伝説ゆかりの地「信州・戸隠」は、急峻な戸隠連峰と裾野を潤す豊かな水に恵まれた山間の集落です。
雄大で美しい自然と江戸時代から続く宿坊群などの歴史的な街並みが今も訪れる者を魅了します。
火山灰地で水はけがよく、昼夜の気温差が大きいために朝霧が発生しやすいことから、美味いそばが実るとされ、古くからソバの産地としても知られています。
霊山・戸隠山の麓を中心に創建された二千年余りに及ぶ歴史を刻む神社。 奥社・中社・宝光社・九頭龍社・火之御子社の五社から成り立っています。（戸隠神社ホームページより）
鏡池は、戸隠の自然を「鏡のように」水面に映す池。特に新緑と紅葉の時期の早朝は絶景が広がり、その昔から多くの旅人を魅了してきました。
戸隠神社中社と奥社の中間地点にある小鳥ヶ池。鏡池と同じく、よく晴れて風がなく、水面静かな日には周囲の景色を写し込み美しい風景を見せてくれます。戸隠の隠れた名所です。
戸隠連峰の中心に悠然と聳え立つのが戸隠山です。標高は1904m、登山道入口は戸隠神社奥社の横にあります。蟻ノ戸渡りや剣ノ刃渡といった難所に代表される険しい山で、登山には技量と体力が必要です。
JR長野駅から戸隠へは、車で約30分程度です。公共交通手段は路線バスが通っています。長野駅から戸隠神社（中社）まで1時間程度。本数に限りがありますのでご注意ください。
戸隠観光協会のサイトはこちら