そばにかける想い

そばのおいしさ、文化を国内各地に、海外に

1950年の創業以来、信州が誇るそば文化を広めるべく奔走してまいりました。
70年代には、当時はまだ珍しかった百貨店用の乾麺の贈答ギフト販売にいち早く乗り出し、80年代には、大手航空会社の国際線機内食に採用。90年代には、実現不可能とも言われた乾麺の十割そばの商品化に成功するなど、他社に追随を許さぬよう研究を続け、今日に至ります。

当社の強みは、なんといってもその品質の良さ。
私を含め、社員の多くが国家資格である製麵技能士の資格を持っており、原料の目利きには絶対の自信を持っております。当社では品質のブレを防ぐために、複数の粉をブレンドしていますが、その際に1種類ずつ手作業で計量を行い、品質を見極めるなど、ていねいな作業を心がけています。そば粉はもちろんのこと、つなぎで使う小麦粉も厳選し、それぞれの粉の個性を把握し、独自にブレンドすることで、さまざまな味わい、特徴を持つそばをつくることを可能にしております。つなぎや添加物を一切使わず、そば粉と水だけでつくる「本十割そば」は、他では決して出せない味。当社では、多品種にわたるそばを取り揃えておりますので、お好みの味、故郷の味に近いそばをぜひお探しください。

これまで、長きにわたって首都圏の百貨店や高級スーパーなどを主な販路としてまいりましたが、近年は老舗そば店からの商品化の依頼や、ふるさと納税の返礼品、各種企業・団体のノベルティの依頼なども増加しております。個人のお客様向けのオンラインショップを開設し、より多くの方に当社の商品を味わっていただけるようになったことを大変うれしく思っております。

その上で心に留めていることは、私共は単なる“そばメーカー”ではなく、お客様をおいしいそばで満足させる“サービス業”であるということ。「今までになかったそば」「今まで食べた中で一番おいしいそば」づくりを目指し、今後もお客様のご要望に寄り添っていく所存です。

そして、大切にしているのはお客様第一主義の心。
そばだけで常時20~30の商品を展開できているのも、お客様の要望に応えるべく、試行錯誤を繰り返してきた日々の研究・研鑽の賜物だと自負しております。今後も、国内外の皆様に一層おいしいそばをお届けできるよう、弛まぬ努力を続けてまいります。

代表取締役 小出 真也

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