コラム

2021.08.01

喉越し抜群!ひやむぎのゆで方

麺類って、冷やしても・温かくてもおいしいですよね。
今回は冷・温どちらもおいしく、清涼感のある夏の麺料理として人気の「冷麦(ひやむぎ)」についてご紹介したいと思います。

そもそも、みなさん「そうめん」と「ひやむぎ」の違い、知っていますか?
今回はその違いや特徴、そしておいしいゆで方についてご紹介したいと思います。


■「そうめん」と「ひやむぎ」の違い
「そうめん」と「ひやむぎ」の違い
大きな違いは“太さ”にあります。
食品表示基準(消費者庁)では、乾麺の分類分け(機械製麺)を次のようにしています。

 ・そうめん:直径1.3mm未満
 ・ひやむぎ:直径1.3mm以上〜1.7mm未満

ただし、手延べの場合は、1.7mm未満であれば、「そうめん」「ひやむぎ」どちらでも名乗ってよいそうです。太さのみでは一見わかりにくいですが、少し太めかなと感じる方が「ひやむぎ」ということですね。


■ひやむぎの特徴
ひやむぎの特徴
ひやむぎの起源は室町時代に登場した、うどんを細く切って作られていた「切麦」。
その切麦を冷やして食べるのを「冷麦(ひやむぎ)」と呼び、ゆでて熱いうちに食べるのを「熱麦(あつむぎ)」と呼んでいたそうです。

ひやむぎは、小麦粉から作られていて主に乾麺で流通しています。麺の中に、ピンクや緑など色の付いた麺が入っているのを見かけたことあるかと思いますが、これは、もともと違いがわかりづらい「そうめんとひやむぎ」を区別するために、「ひやむぎ」の方だけに色付き麺を入れていたんだそうです。

見た目にも楽しんでもらいたいということで、メーカーによっては、今はそうめんに色付き麺をいれるところや、色付き麺自体を販売するところもあるようです。

■「ひやむぎ」のおいしい茹で方
「ひやむぎ」のおいしい茹で方
茹で方で風味も変わってしまいますので、基本の茹で方をマスターしておきましょう。

1. 大きめの鍋で沸騰させたお湯(1Lにつき乾麺100gが目安)に、乾麺をパラパラと入れる。
2. 沸騰したら吹きこぼれないように弱火にして、麺を箸でほぐす
 ※この時、差し水はしないように火加減を調整しましょう
3. 商品に記載の時間の通りに茹でる
4. 茹で終わったら素早くザルに移す
5. 冷水が入ったボールに移してもみ洗いする

前もって具材やつゆを用意しておくと、出来立てのおいしい「ひやむぎ」を味わえるのでオススメです。

■信州産「極寒製冷麦」
信州戸隠そば株式会社で販売しているひやむぎは、信州の冬の極寒の中で製造・乾燥・熟成させた「極寒製冷麦」です。

信州産「極寒製冷麦
茹で上がりのやや飴色がかった艶やかさは、良質な小麦粉を使っている証です。通常より10センチ長い麺が、コシがあり、つるりとした食感を生み出します。小麦本来の味わいをお楽しみください。

冬の極寒の中で製造・乾燥・熟成させたことで、コシがあり旨みが凝縮された麺になります。
35cmと通常より10cm長い分、おいしさ・のど越しもたっぷり味わえます。調理法を選ばず、冷麺・温麺とも年間を通じておいしく召し上がれます。


商品詳細はこちらをご覧ください
▷信州戸隠そば株式会社



この夏、つるっと喉越しのひやむぎをお楽しみください。